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紀宮清子（のりのみやさやこ）内親王の名前がつけられたバラです。1980年フランスのMailland（メイアン）作出。
ミッテラン大統領夫人が訪日した際のお土産だそう。
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フランスの大女優、カトリーヌ・ドヌーヴの名前がつけられたバラです。1981年フランスのMeilland（メイアン）の作出。
ドヌーヴは 1943年生まれですが、まだまだ女性らしい魅力たっぷりの方です。
バラのほうは、微妙なオレンジのグラデーションで素敵な香りもあり上品な色気といった感じ。

ピエール・ド・ロンサールは、フランス・ルネサンス期に活躍した詩人です。（1524年-1585年） 彼の「カッサンドルへのオード」という詩にちなんで 名付けられたのがこのバラだそう。

このバラは、満開になったときは素晴らしい美しさなのですが、散り際は汚れた花びらが残り、あまりよくないのです。そんなところが「美のはかなさ」をうたったロンサールの詩にぴったり。
以下に一部を引用します。

だから恋人よ、
ぼくのことばを信じるならば、
水々し、花の盛りのその齢に
摘め、摘め、あなたの若さを、
この花ににて、じきにくる老年に
あなたの美しさも褪せるのだから

平凡社　世界名詩集大成　オード集　ロンサール
（窪田般弥・高田勇訳） より引用させていただきました。