世界的の有名なバラのコンクールと、日本国内のばらの新品種コンクールを集めてみました。
受賞花はいずれ劣らぬ名花ばかり!バラの苗を購入する際の参考にしてみては?
1938年に設立された、アメリカで最も有名なバラのコンクールです。
毎年5つのバラが選ばれます。左のばらは、1977年に受賞した「ダブル・デライト」。 |
ドイツで開催されるバラの国際コンクールです。寒さの厳しいドイツで栽培試験を行うので、耐寒性が重視されるのが特徴。北海道など、寒冷地で栽培するバラを探すときはぜひ参考に。 左の写真は、1955年に受賞した「パルメンガルテン・フランクフルト」 です。 |
ドイツのバーデン・バーデンで開催される、世界2位の出品品種数を誇るばらの国際コンクールです。左のバラは1958年に金賞を受賞した「アイスバーグ」。このバラはドイツでは「シュネー・ビッチェン(白雪姫)」と呼ばれています。 |
フランスのパリにて1907年に設立された世界初の新品種コンクールで、世界でもっとも権威のあるコンクールです。出品される品種の数は世界No.1。 |
1946年よりスイスのジュネーブで開催されているバラの国際コンクールで、出品される品種の数は世界第3位。 世界各国から応募されたバラの苗は、ジュネーブの公園「パルク・ラ・グランジュ Parc La Grange」で2年間育てた後、採点されます。 2007年からは完全な有機農法で苗を育て、耐病性をチェックしています。(コンクールまでに2年栽培するので、2009年以降受賞のバラが有機農法で受賞したバラです)完全有機農法は、数多いコンクールの中でも、ジュネーブだけの取り組みです。 病気に強いバラを探している方は、2009年以降に受賞したバラが良いかもしれません。 |
オランダのハーグで開催される国際コンクールです。 |
1933年設立の、イタリアのローマ市が開催するバラの新品種国際コンクールです。左の写真は、1964年に金賞受賞の「ブルームーン」。 |
1876年創立。バラ専門の協会としては最も古く、バラ園関係者の会員数は世界最多。各国に1万5千人以上の会員がいます。 日本との交流も深く、平成10年に「財団法人花の都ぎふ花と緑の推進センター」と友好提携。「ぎふ花と緑の推進センター」にイギリス人作の庭園が造られました。 左の写真は2000年に良い香りのバラに贈られる賞「ヘンリー・エドランド・メダル」を受賞した「ティージング・ジョージア」です。 |
新潟県長岡市にある、国営越後丘陵公園主催のコンクールです。
バラの「香り」に審査の重点を置いているのが特徴。
国営越後丘陵公園には香りの系統で分けられたバラ園があり
そちらに由来したコンクールなのだそう。 |
財団法人日本ばら会(The Japan Rose Society)主催のコンクールです。 応募されたバラは神代植物公園にて栽培され、JRCが花色、花形、成長性、香り、新奇性などを審査します。左の写真は1995年に金賞を受賞した「祭り」。 WEB上の情報が他のコンクールに比べ極端に少なく、日本ばら会の公式サイトにすら何も書かれていませんでした(>_<)。 |
岐阜県可児市の花フェスタ記念公園で開催されます。選考基準を「日本の気候に適した優れたバラ」としている所が特徴。 |
長崎のハウステンボスで開催されるバラのコンクール。 |