「フレンチローズ」とは、「オールドローズ」の花形と香りに、「モダンローズ」の四季咲き性と色の豊富さを加えたバラのことです。どこかで聞いたような?そう、フレンチローズのバラとしての特徴は「イングリッシュローズ」系とほぼ同じです。
イングリッシュローズ人気に触発され、1980年頃からフランスの育種家によって作られ始めたそれらのバラを総称してフレンチローズと呼んでいるのです。
両者の大きな違いは、イングリッシュローズはオースチン社が作出しているバラのみを指すのに対し、フレンチローズはメイアン、ゴジャール、デルバール、ギヨーなど様々なフランスの育種会社が作出している点です。
交配親にイングリッシュローズを使用したり(デルバール社のナエマなど)、あくまで独自の交配にこだわったり(メイアン社のピエール・ド・ロンサールなど)と、育種会社によって理念も手法もさまざまなので、イングリッシュローズに比べフレンチローズのほうが、よりバリエーション豊かであるといえます。
イングリッシュローズのように、ひとつの系統を確立してはおらず、バラ図鑑では個々のバラの特徴に応じて、「モダンシュラブ」や「フロリバンダ」などの系統に分類されています。「アンティークタッチローズ」として紹介されていることも多いです。
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